ボーナスはあてにするな！

新生活がスタートするからといって、お金を借りることだけ考えてはいけません。

最も大事なのはお金を借りたあとの返済をどうするかということ。 就職すれば夏と冬のボーナスが期待できますが、あてにして安易にお金を借りるのは止めましょう。

借金をしたら、必ず月々の返済をしなくてはなりません。

返済不能にならないためにも、計画をしっかり立てることが大事です。 返済計画は月給額から楽に支払える額をもとにして立てるのが基本です。

月収に対してかなり厳しい額の返済計画を立ててしまうと、ちょっと臨時の出費が出ただけですぐに赤字になってしまいます。 赤字を補てんするために知人からお金を借りる、あるいは他の金融機関からお金を借りることに繋がってしまいます。

そのような生活を続けてしまうといざボーナスが支給されたとしても、マイナスに充当させるだけで何も残らなくなってしまいます。

ボーナスの額はあくまでも予定です。

会社の実績が悪ければ支給額が減る可能性もありますし、最悪の場合ないこともあります。 月々の給料であればそんなことも無いでしょう。

それに新入社員のうちはまだまだボーナスの額も少ないでしょう。 ボーナスはあったら嬉しいというぐらいに捉えてから家計のやりくりをしていた方がいいのです。

ボーナスは無いものと考えておいて、月々の支払いで借金返済をしていった方が賢いやり方です。 多少は趣味に使うのもいいですが、できるだけ貯金に回しておいた方が安心です。

ある程度の額が貯まったら、ローンの一括繰上返済をするといいでしょう。

ボーナス払いとは、夏や冬のボーナス支給月に合わせ、後払いする方法のことです。

電化製品などのローンでもボーナス払いを選べるのですが、通常の分割ローンとは違い金利ゼロで利用ができます。 クレジットカードの支払いでもボーナス払いを選べることがあります。

ボーナス払いはとても便利なのですが、あまりあてにし過ぎてはいけません。 万が一ボーナスの支給額が少なかった場合、支払いができなくなる可能性もあるからです。

それに毎回ボーナス払いを利用していると、お金も貯まらなくなってきます。 お金を借りるときも買い物をするときも、月々の給料から支払って行った方が安心です。

新社会人はお金を借りることに関しても、まだまだ慣れていないことばかりです。 上手にお金をやり繰りして、無理のない使い方をしたいものです。